精密根管治療

根管治療 3つのポイント

  1. マイクロスコープ使用
  2. ラバーダム防湿 (無菌的処置の徹底)
  3. 繊細な作業に十分な治療時間と必要な材料を十分にかける

虫歯が進んで神経を取らないといけないと言われた。
歯が根っこだけになってしまった・抜歯と言われた。

虫歯が重度にまで進行し、痛み出し、歯の根っこだけが残ったようになったとき「抜歯しかない」と告げられることがあります。
しかし、こうなった場合でも、「根管治療」を行えば、歯を残せる可能性があります。その上で被せ物を取り付けることで、審美性や機能性も回復します。
他院で「抜歯しかない」と言われた方も、精密な根管治療を行う当院にご相談ください。患者さまの大切な歯を残すために最善を尽くします。

歯の神経の治療「精密根管治療」

当院はマイクロスコープにて精密な根管治療が可能

根管治療で重要なのは、その精密性です。歯を削り過ぎると、元には戻らず、歯の根が折れてしまうリスクが高くなりますし、洗浄や消毒が不完全であると、虫歯の再発リスクが高くなります。
縫い針程度の太さしかない根管で正確に1つ1つの処置を行うため、当院では視野を24倍にまで拡大できる「マイクロスコープ」を導入し、根管治療を行います。
加えて、治療中の根管内への唾液や細菌の侵入を防ぐため、処置をする歯にゴムシートで被う「ラバーダム防湿」も行っております。

歯の根っこだけが残るような重度の虫歯は、神経が死んでしまっています。また、その神経が詰まっている「根管」も汚れています。虫歯部分をきれいに削ったとしても、このまま被せ物を取り付けてしまうと、根管中で細菌が繁殖し、虫歯が再発してしまうことになります。
根管治療は、死んだ神経を取り除き、歯の根を徹底的に洗浄・消毒し、最後に薬剤を詰める治療です。このことで、被せ物を取り付けたあとの根管内での細菌の繁殖・虫歯の再発を予防することができます。

ラバーダム防湿について

根の治療や虫歯治療の際、唾液や菌が歯の中に入ってこないようにするためのカバーです。
薬剤や器具の誤嚥防止、舌や頬粘膜のケガの防止、湿気がこないようにするため、また詰め物の接着強度が飛躍的に上がりますので、治療には必須です。

繊細な作業に十分な治療時間と必要な材料を十分にかける

根管治療中に起こりやすい痛み

根管治療で歯に薬を詰めた後に痛い場合

洗浄と消毒を繰り返した後、根管内に薬剤を充填します。
隙間なく充填する必要があるため、圧がかかり、その後痛むことがあります。

根管治療後に歯がズキズキ痛い場合

歯の根の先端に膿が溜まっている場合には、治療中にズキズキと痛むことがあります。
膿を出す処置を行ったり、痛み止めを服用していただくなどして、症状を軽減します。

歯を支える組織の炎症で痛い場合

歯周組織が炎症を起こしている場合、治療後に痛みや腫れが生じることがあります。

根管治療後の痛みが長引く場合

根管治療を繰り返している方などに多く見られます。根管内での感染や破折を起こしている可能性があります。
精密な根管治療を再度行うか、外科的な処置を行うか、患者さまとご相談の上、決定します。

根管治療後に噛むと痛い場合

根管治療後の痛みは、通常3日程度でほとんどなくなります。
歯周組織の炎症、歯の根の先端の膿などによって痛んでいる場合にも、炎症が治まったり、膿を出したりすることで痛みは短期間で軽減します。
3日が経過しても痛みが治まる気配がない、激しい痛みで日常生活に支障をきたしているという場合には、一度ご連絡ください。

根管治療後の痛みの対処法

治療後の痛みには、痛み止めを処方いたしますので、我慢せずにご使用ください。
必要に応じて、抗生剤を使用することもあります。

根管治療が必要と思われた時は
もりたに歯科口腔医院まで

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